やっぱり独裁者は独裁者

ベネズエラ、台湾少年野球チームの入国拒否

 台湾の野球協会「台湾棒球協会」は10日、ベネズエラで8月17日から開かれる国際野球連盟(IBAF)主催の少年野球の世界大会に、台湾チームがベネズエラ政府から入国ビザ発給を拒否されて出場できなくなった、と発表した。

 ベネズエラは台湾と外交関係を持たないが、国際大会に参加するスポーツ選手の入国拒否は国際的には異例だ。

 台湾では、反米指導者のチャベス大統領が中国と親密なためにビザ発給を認めなかった、と受けとめられている。台湾外交部(外務省)の王建業報道官は10日、「野球は純粋なスポーツだ。少年が国際イベントに参加する権利が奪われた」とベネズエラを批判した。

 王報道官によると、台湾の代表機関「駐ベネズエラ台北経済文化弁事処」の所員も、ビザ更新が認められない事態になっている。

 やっぱりどう言い繕っても「独裁者は独裁者」です。国際的な常識はどこへやら、人治主義当たり前の政策をさも当然の様に行う。それゆえ、最終的には国内弾圧の嵐が吹き荒れていくというお決まりのパターンしか見えて来ませんな。(ヒトラーも国内的にはこう見えていたのかな・・・・)

 「反米」という聞こえの良いセリフに思考停止しちゃうと独裁者の問題点を見失う可能性が高い事がますます浮き彫りになっていく、そんな気がする私です。

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