もう何か、隣の国には夢も希望も無くなりましたよ(まだ持ってたのかよ、というツッコミは想定内ニダ)
「親日人物名簿」3090人を発表
民族問題研究所(所長:任軒永)と親日人名辞典編さん委員会(以下編さん委、委員長:ユン・ギョンノ)は、庚戌国恥日(韓日併合条約を締結した日)の29日「親日人名辞典に収録される予定者」の1回目の名簿3090人を発表した。
名簿には、朴正煕(パク・ジョンヒ)元大統領、小説家・李光洙(イ・クァンス)、金活蘭(キム・ファルラン)元梨花(イファ)女子大学総長、方応謨(バン・ウンモ)元朝鮮(チョソン)日報社長などすでに議論を呼び起こした著名人だけではく、日本の植民支配を非難したコロム「是日也放聲大哭」で有名なジャーナリスト・張志淵(チャン・ジヨン)、盧基南(ノ・ギナム)元天主教大主教、兪鎮午(ユ・ジノ)元高麗(コリョ)大総長、北朝鮮へ渡った俳優・文芸峰(ムン・イェボン)など意外な人物も多数含まれた。
編さん委によると▽植民支配時代(1910~45)の国権侵奪に協力した者▽日本の植民統治機関に参加した者▽抗日運動を妨げた者▽日本の「皇民化」政策・侵略戦争に協力した者--などが選定の理由。これによって、売国行為者(133人)、中枢院(326人)、「日本帝国議会」の議員(11人)、高等文官以上の官僚(1166人)、警察(521人)、尉官以上の将校(216人)、判事・検事(201人)、親日組織の幹部(467人)、宗教・文化芸術・教育学術界(393人)、マスコミ・出版界(59人)、戦争協力者(207人)など13の分野で3700人が選ばれた。
分野間の重複を除けば3090人だ。しかし、この名簿は、実際に親日行為を行ったのではなく、単に植民支配時代に公職にいたとの理由だけで、親日派と定義付けていて、批判と反発をもたらしている。ユン・ギョンノ委員長は「今回の発表は1回目の収録予定者であるため、今後、新しい資料が出たり、誤った選定がある場合、追加または削除が可能だ」と伝えた。
ちなみに、名簿の内容ですが、上位の一部として
▲将軍級 =
金應善 魚 潭 王瑜植 李熙斗 洪思翊
▲領官級 =
姜錫佑 康弼祐 高良弼 高永均 權承祿 金基元 金錫源 金亨燮 南宇鉉
朴斗榮 朴範集 朴勝薰 朴在興 白洪錫 申應均 申泰英 安秉範 元容德 柳冀聖
劉升烈 柳元孝 尹相弼 李大永 李秉規 李龍文 李應九 李應俊 李鍾贊 李學來
李炯錫 李浩鎭 林 業 林在德 張然昌 全永憲 鄭觀秀 鄭斗源 鄭 炫 蔡秉德
▲尉官級 =
姜琪泰 姜東烈 姜在浩 桂炳輅 高起範 高俊峰 高俊烈 具東旭 權寧漢
權泰翰 金東元 金東河 金明德 金白一 金思錫 金錫嵐 金錫範 金聲雲 金成勳
金純善 金信道 金躍先 金 瑛 金永珏 金永祿 金泳秀 金永新 金玉琪 金龍紀
金龍虎 金潤根 金應祚 金仁旭 金一煥 金貞烈 金正晧 金貞熙 金鍾碩 金鍾植
金周贊 金埈元 金重圭 金振吉 金振武 金昌圭 金昌宇 金鐵男 金忠男 金忠助
金鎬樑 金洪俊 都一平 明勇銀 文履禎 文容彩 閔德鎬 朴東均 朴東俊 朴奉祚
朴元錫 朴林恒 朴正熙 朴昌夏 朴泰熙 方圓哲 方泰旭 白慶春 白善燁 白仁俊
徐英哲 徐日寶 徐廷弼 石主岩 石希峰 孫炳日 宋錫夏 申尚澈 申鶴鎭 申鉉俊
安光銖 安永吉 安永恥 安益祚 安洪濤 楊國鎭 楊大鎭 楊振東 嚴柱明 廉昌燮
呉俊杰 呉璡泳 禹鍾鉉 元容國 柳寬熙 劉光烈 兪原植 劉載興 柳喜章 尹悳炳
尹士新 尹春根 李 珏 李絳宇 李圭一 李根默 李奇建 李德振 李東岩 李東俊
李東勛 李丙胄 李逢春 李尚振 李成林 李升寧 李英杰 李永山 李英春 李 龍
李龍星 李元衡 李宜豊 李濟禎 李鍾馨 李周一 李春城 李翰林 李亨根 李興權
李喜謙 林秉圭 張光烈 張箕春 張璣衡 張錫倫 張星熄 張星煥 張永錫 張裕根
全南奎 田源上 丁來赫 鄭祥秀 鄭雲鴻 鄭殷鎔 丁一權 鄭一平 鄭 勳 趙大鎬
趙秉權 趙性根 池麟泰 池章華 池振國 池治龍 車萬載 車 榮 車淸一 崔慶萬
崔鳴夏 崔福洙 崔鵬俊 崔世昌 崔承業 崔貞根 崔周鍾 崔昌植 崔昌彦 崔學珍
韓鏞顯 洪 濤 洪文杰
一部、太字で紹介した人ですが、「まさかこの人まで?!」と言うべき人。それは、あの「6.25」朝鮮戦争に於いて韓国を守り抜いた韓国軍人達なのです。
白善燁韓国陸軍大将
開戦当時、第一師団長。
1950年6月25日の朝鮮戦争勃発時には、北朝鮮の奇襲攻撃の中で巧みに後退しつつも勇敢に戦い、特に大韓民国が釜山一帯に追い詰められた釜山橋頭堡防衛戦線(洛東江防衛戦線)の一部である多富洞の戦いでは、敗走する将兵を引きとめ「2日間も補給が絶えたのに、よく頑張ってくれた、感謝の言葉もない、だがもう我々には下がる所はない。大韓民国を滅ぼしてはならない気持ちは皆同じである。今から突撃に行こう、俺が先頭だ、もし俺が気後れを見せたら躊躇せず俺を打て、支援射撃の最終弾と供に突撃だ 俺に続け!」自分自らが先陣を切って突撃し北朝鮮人民軍を撃破した。(1950年8月21日) 1950年9月の仁川上陸作戦(クロマイト作戦)の成功とそれに続くソウル奪還後は一転して反撃に転じ、10月には平壌に一番乗りを果たした。
戦後、韓国軍参謀総長、よど号事件当時の交通部長官を歴任。
かような経歴を持つ偉大な軍人をただ「満州国軍中尉」だった、という経歴だけで非国民扱いする国、それが韓国なのです。(ちなみに、丁一權少将は開戦直後韓国軍総司令官として韓国軍の立て直しに尽力した軍人です)
実は、こういう意見も韓国メディアの中にはあります。
【社説】親日名簿の発表に問題ある(中央日報)
民族問題研究所と親日人名辞典編さん委員会という組織が「親日人名辞典に収録される予定者」とし、1回目の名簿3090人を発表した。過去史問題で国が揺るがされている時点に、親日派というレッテルをつけて、新たに数千人の名簿を発表し、議論が広がっている。その名簿に含まれた大半の人々はすでに死去し、自ら釈明さえする機会を失っている。
そのうえ、この組織が公正だと認めうる根拠もない。だから、正否をめぐる攻防だけが広がるに決まっている。今年2月、国会が親日真相究明法を可決させたから、その結果を待つのが妥当だった。かつての歴史を正しく評価しようとのことに異義を申す人はいないだろう。だが、その歴史というものは、見方次第で評価が異ならざるを得ない。その時代に不可抗力的かつ不可避だったことにまで現在の定規を適用する場合、当事者は悔しい思いをするだろう。
真相を究明するというのは、それだけむずかしい作業だ。もちろん、日本の爵位を受けたり、売国行為をしたという明白な親日行為があるはずで、当時やむを得ない、またはそれが現実だと思って対応した場合もあるはずだ。前者の場合については、あれこれ言うまでもない。しかし、後者については「歴史の審判」という基準よりは「歴史の理解」との観点から判断するのが妥当だ。
議論のポイントは、親日人物を選定した基準だ。日本の帝国主義による植民支配時代の36年(1910~45)は、詩人・徐廷柱(ソ・ジョンジュ)氏が回顧したように「あの空がわれわれの空だと思った」ほど長い歳月だった。一時独立闘士だった人が、抗日の鋭い筆ぽうを振るっていた有識者が日本の協力者に転じたたわけを、その時代を生きていない状態では理解しがたいのだ。
とりわけ、発表された人物の中には、大韓民国を建国する過程で、それ以降、国を発展させる過程で、功績があった方々が多い。それら全員に親日の烙印を押すとしたら、大韓民国のアイデンティティーはどう維持していくのか。ゆえに、それが学問的な研究だったならば、名簿の発表には慎重を期すべきだった。こうした発表の行為自体が、政治的なイベントに誤解されざるを得ないからだ。
まぁ、あまりに妥当な意見なだけに「ダブルスタンダードかよ!」とツッコミ放題な社説なんですが。それが分かっていて、それでも「イルボンになら言っても、やっても構わないニダ」とする韓国政界、マスコミ、学会の腹黒さに腹が立ちます。
同時に、こんな事件もあります。
親日作家が敗訴 9600万ウォン賠償命令 (朝鮮日報)
ソウル中央地裁・民事81単独のキム・チャンボ部長判事は旧韓末、義親王の息子である歌手イ・ソク氏らが『親日派のための弁明』などを著し、親日作家として知られるキム・ワンソプ(42)氏を相手取って起こした訴訟で、キム氏に敗訴判決を下したと2日明らかにした。
裁判所は判決文で、「キム氏は日本軍慰安婦被害者6人にそれぞれ600万ウォン、徴用遺族5人と義兵大将ミン・ジョンシク氏の孫にそれぞれ500万ウォン、イ・ソク氏および明成皇后遺族ミン・ビョンホ氏らにそれぞれ1000万ウォンなど、計9600万ウォンを賠償せよ」と命令した。
イ・ソク氏ら15人は、キム氏が『親日派のための弁明』とインターネットコラムなどで日本の植民地支配を歪曲して著述、名誉を傷つけられたとし、2003年5月に訴訟を起こしていた。
すでに、韓国は司法まで歴史解釈の多様性を認めない、歴史の国家統制を容認する全体主義国家となってしまった様です。日本で「天皇家の先祖は百済系朝鮮人だ!」と言ったからといって裁判を起こされ、あまつさえ有罪判決が出る事などあるでしょうか?
最早、韓国は歴史をまともに検証する事をやめた訳です。そして、「歴史の立て直し」という美名の元に歴史の捏造を行っている最中なのです。我々日本人が彼らの「妄言」につき合う必要はありません。彼らの都合通りに出来ている「脳内資料」など認める必要はありません。(これが韓国の歴史学会の常識でもありますが)
いつか、韓国人が一切の前提無く自国の歴史を直視出来る時代が来るのでしょうか?今現在、私には非常に絶望的な気持ちしかありません・・・・・
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