シナー製フルハル艦船キットレビュー
とっても久しぶりな模型ネタのエントリーです(^_^;)デモ、トクア カンケイ ナンダケドネ
ちょっと前の話になりますが、去年の9月か10月頃、ヤフオクにて中国は正徳福の30㎝サイズの現代艦キットとミニホビーモデルスの1/700水中モーター付き艦船キットが出品されていたので、その安さと「ものは試し」という興味から落札してみました。案の定、出品者はリアルシナーだったりして(爆)
まぁ、それはともかく、内容のレビューです。
まずは「あの」正徳福の30㎝サイズの現代艦キットです。 そう、「あの」です。知る人ぞ知る恐ろしい出来のキットを作り出す3流メーカーの正徳福。でも、最近になって見るキットだからきっと少しはまともになって帰って来てくれてるに違いないよ、うん、そうに決まってる!そう思った私はなんて良い人だったんだろう(自爆)
このシリーズで買ったのは米スプルーアンス級駆逐艦ジョン・ロジャースと露ウダロイ級駆逐艦アドミラル・パンテレーエフの2隻。このキットはパワーパックにFA-130モーターと単3電池1本というニチモ30㎝シリーズと同じ構成。これなら大きさも問題無いしフネカンの30㎝ネイビークラスに出せるな、と判断。俄然チェックに熱が入ります。概ねバリは少な目でモールドもまずまず。新鮮な驚きです(爆)でも概ねピットロードのキットの劣化コピー(爆)
船体の構成はバスタブ型の一体成形船体にこれまた一枚のパーツで甲板全部を覆う大胆構成。ロジャースは後部、パンテレーエフは前部にスライドスイッチを有します。で、そこまで見た時に「はっ」と気が付きました。「・・・・・これ、電池どこから入れるんだ?」
そうです。なぜか甲板パーツには一切開口部が無いのです。あるのはスイッチの穴だけ。このまま甲板を接着してしまうと電池を入れる事適わないまま「終了」となってしまいかねない恐るべきキットだったのです。仕方が無いのでロジャースは艦首艦尾の一部を接着し、そこだけ分離させて他を外れる様に細工して建造しようかと。パンテレーエフはこれまた同様の構造なので、こっちはそのまま甲板未接着で建造しちゃおうかと考慮中・・・・浸水だけが怖いんですけどねぇ。(ちなみに写真はパンテレーエフ)
で、次は同じシナーのミニホビーモデルスの1/700水中モーター付きフルハルキット。
こっちはドイツ巡戦シャルンホルスト。「もしかして・・・・・タミヤのパクリ?」と思って買ったのですが、さすがに船体後部が別部品という事はありませんでした。甲板は前後部が別部品でしたが。でも、ランナーを見るにタミヤの「劣化コピー」である事は明白。ほとんどのパーツが同じ配置。でも一部モールドが省略されていたりするのがさすが中国(爆)
船体は正徳福キットとは違って上下貼り合わせタイプ。喫水線下がかなり深いんですが、果たして腰高にならないのかちょっと心配。セットで入ってくる水中モーターは電池が小型の独自タイプ。ちょっと面白いんですが、問題は前後パーツの羽目合わせの悪さ。ちゃんと閉まらないんですよねぇ(爆)水密が維持出来ない水中モーターのどこに価値があるのかと・・・結局、タミヤ水中モーターに換装するしか無さそうな。
これらを8月のフネカンへ向けて作ってみるつもりですが、なんか後ろめたさも同居しちゃって・・・・うーん、スッキリと作りたいものだけどなぁ。
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