斜め上の想像力にあきれる
京大名誉教授:北朝鮮のミサイルが当たれば良かった 国民保護計画反対派に対し発言
武力攻撃やテロに備え、住民の避難方法などを定める「京都市国民保護計画」について検討する協議会の委員、安藤仁介・京大名誉教授(国際法)が8月の会合で「(計画が)必要ないという考えの人に北朝鮮のミサイルが当たれば良かった」と発言していたことが分かった。安藤名誉教授は「普段の備えの大切さを問いかけたかった」と説明するが、一部の市議は「市民に当たっても良いと解釈でき、委員にふさわしくない。やめるべきだ」と批判している。
協議会は、04年に施行された国民保護法に基づき市が諮問し、委員は警察や消防関係者、有識者ら44人。安藤名誉教授は国際紛争を仲裁処理するオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所の裁判官も務め、国際人権規約委員会の委員でもある。
市議の求めに応じ市が5日、発言資料を提出した。それによると、非常時に道路封鎖などして公の援助をスムーズにするには市民らの理解が必要などと指摘したうえで、「残念ながら日本には、そういうものは必要ないという考えの方もおられますので、北朝鮮のミサイルがそういう関係者に当たれば、私は良かったと、本当に逆に思うこともあるのですけれども」と発言していた。
安藤名誉教授は取材に対し「ミサイルを発射できない状況をつくり出すことが一番望ましいという考えが基本にあり、当たらないと普段の備えの大切さが分からないのか、と問いかけたかった」と発言の趣旨を説明。「問題視する人は『反対派は消えてなくなれ』と曲解している」と話した。
市は「発言の真意は、国民保護にかかわる教育や啓発の重要性を述べたものと解釈している」として今後も委員を続けてもらう方針という。
安藤教授の言う通り、日本という国は「何か起きてからでないと考える事すら始めない」民族になってしまっていると言っても過言では無い状態。右翼左翼の区別無く民間も政府も「見たくないもの、考えたくないもの」は見て見ぬ振りして先送り、というのが得意技になってしまっています。それゆえ、とっくの昔に憲法上矛盾した存在である自衛隊の存在がありながら憲法改正という正道を回避しまくって来ましたし、自衛隊の交戦規定(Rules of Engagement: ROE)問題もイラクへ派遣しておきながら未だに解決していない、その場になってからですら撃ち合いにならなかったから先送り、です。自衛隊の隊員がどれだけ冷や汗かいたか、と思うととんでもない話ですが(これはひとえに与党政治家の後ろ向きな思考が災いしてますよね・・・・)。
そんな中で安藤教授は逆説的な表現で安全保障問題を身近に考える事をしない(出来ない)人々に対して警告を発した訳ですが、保護計画反対派は自分達に都合の良い所だけをつまみ食いしていちゃもん付けるいつものパターン。相変わらずのサヨクスタンダードですね。無防備マンにでも守ってもらおうと言うんでしょうか?(爆笑)
そう言えば最近、ネット上で「国籍同一性障害」ってのがコピペの一つとして出てきていますね。
●病名 【国籍同一性障害】 こくせきどういつせいしょうがい
患者自身が日本人であるにも関わらず、自分があたかも中国人・朝鮮人であるかのような錯覚に陥る一種の精神病
何故か 中国・朝鮮が素晴らしい国・国民であるかのような幻想・シンパシーを抱く。
「他国民」である日本・日本人が悪辣で卑怯・無知蒙昧な存在だと思い込むようになる。
病状が進むと、自分たちの属する日本国家・国民を根拠無く貶め、批判し、あげつらうことで自分自身がまるで 正義の味方であり、人権感覚に溢れる国際派であり、弱者の擁護者であり、不正の告発者であり、先進的な改革者であるかのように思い込むようになり、それにより 精神的な満足感を得る、といった相当に重篤な症状が発現する。
自分の考えが唯一絶対だと確信しているので、絶対に妥協しない。
あらゆる機会を捕らえて相手方を非難・誣告する。
日本国家・日本人を自分たちの「敵」であると定義しているので、どんなに不当・理不尽な言いがかりが日本に及んでも、患者自身が感じるのは達成感・幸福感・高揚感だけである。
外国メディアの論調が日本批判だった場合、彼らと「一体になれた」ような錯覚に陥り、幸福感は頂点に達する。
実際には、自分たち自身が その批判されている「日本人」そのものなのだが、どんな内容であれ、日本・日本人が攻撃を受ければ受けるほど、ますます自分の正しさ・正当性を確信する。
自分たちが国際社会で支持を受けていると思い込んでいるので、いつも「日本は国際社会・アジア諸国から孤立している」などと主張し、従って日本は自分たちの言うことを聞くべきだ、と結論付ける。
なお、患者の主張する「国際社会・アジア諸国」とは ほとんどの場合、「中国・韓国・北朝鮮」の3カ国だけであり、これらの国がしばしば世界全体から孤立し、嫌われていることには気付かないのが通常である。
彼らの日本への攻撃は、そのほとんどが 愛する中国・韓国・北朝鮮自身への攻撃にもなっており、自爆が多い。
最近では、病状への世間の理解も進み、当然の如く賛同者が減ったため、患者の生活権が脅かされている。
治療法はあるにはあるが、自覚症状がほとんど現れないため、手遅れになるケースが大半である。
あぁ、完全にこのケースだよなぁ・・・・・_| ̄|○ ホトンド イイガカリ・・・・
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コメント
ザイニチヒトモドキ、ニホンヒトモドキを含有するプロ市民は市民じゃないから市民に当たるとは何事かとファビョっても無問題。
まあ実際に当たると政府のせいにするだけだろうね。自己責任も取れず市民の義務も果たさず言う事だけは言って得る物は得るエセ市民はイラネ。
投稿: にゃんこ | 2006/10/08 12:04