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大丈夫かロシア?

 今回の北朝鮮の無警告ミサイル発射に関して、目の前にミサイルを撃ち込まれたロシアがどういう対応をしているのか、ちょっとまとめてみました。

ナホトカ市民、ミサイル不安…市庁舎や北朝鮮総領事館に押しかけ
 
 タス通信は5日、北朝鮮が発射したミサイルが近海に着弾したロシア極東・沿海地方のナホトカで、説明を求める市民らが市庁舎や北朝鮮総領事館に押しかけるなど、不安が広がっていると伝えた。
 数十人の市民がコステンコ市長代行の執務室に行き、「住民に危険はないのか」と不安を訴えた。同代行は、ミサイル発射は演習であり実弾を装着していないので危険はないと答えたという。

 また、市民らが北朝鮮総領事館の敷地に入ろうとしたため、同市は警備強化を指示した。

 ミサイル発射の報道を受け、市長代行を長とする非常事態委員会を招集。同代行は、いかなる状況にも対応できるよう救急隊員らに要請するとともに、事態の詳細が明らかになるまで職場にとどまるよう、すべての市職員に命じた。(共同)

 まぁ、当然の行動ですな>ナホトカ市民 ただ、同じ様な状況になってもまず間違いなく日本人だけはおとなしく黙ってるんだろうなぁ。柳川鍋のドジョウみたいな国民、それが日本人orz

 で、この状況に対して現代のツァーリことプーチン大統領はどう対応しているのか?

露大統領、北を批判も制裁措置には反対
 
 【モスクワ=内藤泰朗】ロシアのプーチン大統領は6日、「(ミサイル)実験を行うときは、関係国に事前に通報するのが文明国の常識だ」と、事前通報を怠った北朝鮮を厳しく批判した。

 しかし、北朝鮮に対する制裁措置については、「感情に押し流されてはいけない。今回の(ミサイル発射)事件は北朝鮮の核問題を話し合う交渉再開の機会とすべきだ」と述べ、反対の姿勢を示した。

 まぁ、プーチンとしては今後の北朝鮮に対する影響力を考えれば制裁に賛成してパイプを切ってしまうのは得策ではない、と考えたんでしょう。でも、足引っ張るのだけは勘弁な。

 で、他の報道では面白い話が。

プーチン大統領、北朝鮮のミサイル発射に「失望」

 【モスクワ=金子亨】ロシアのプーチン大統領は6日、北朝鮮によるミサイル発射について「失望した。このような実験は正常とは言えない」と批判した。

 インターネットを通じた会議で、国内外の利用者から寄せられた質問に答えたもの。その上で大統領は、北朝鮮が大陸間弾道ミサイルを製造することについて「近い将来には不可能だ」との見通しを示した。

 一方、ミサイルは今回、ロシア近海に着弾したが、大統領は「我々のミサイル追跡用レーダーでは、その情報は確認されていない」と明らかにした。

 まず、ICBM製作は不可能と断じた理由については

露宇宙庁長官「北のミサイル技術は初歩の段階」
 
 インタファクス通信によると、ロシア宇宙庁のペルミノフ長官は6日、北朝鮮のミサイル発射に関連し「発射の結果から判断すると、
北朝鮮のミサイル技術は全然完成されていない」と述べた。長官は「ミサイル発射の際も、飛行中もかなり多くのミスがあった。北朝鮮のミサイル技術は初歩の段階にある」と指摘した。(共同)

 という専門家の裏付けがあったからではないかと。(これはちょっと考えるとどうしてそう判断出来るのか不思議な所もあるんですが、後述)

 そして、レーダー情報については軍から全く逆の声明が発表されていたり。

北ミサイル「全部で10発確認」 露軍参謀総長
 
 【モスクワ=内藤泰朗】ロシア軍のバルエフスキー参謀総長は5日、訪問先の東シベリア・チタで記者会見し、
ロシア軍がミサイル追尾システムで計10発の北朝鮮のミサイル発射を確認したと明らかにした。
 同参謀総長はミサイルの種類については、「さまざまな種類のミサイルだったとの情報と、すべてが弾道ミサイルだったとの情報があり、情報の確認と精査を行った後で発表する」と語った。

 ロシア側が明らかにした「10発」には、北朝鮮が5日夕に新たに発射したものは含まれていないとみられる。

 しかし、これを真っ向から否定する報道が出てくる有様。

ロシア軍、北ミサイル探知できず…露紙が無力ぶり指摘

 【モスクワ=古本朗】ロシア軍は北朝鮮のミサイル発射を全く探知できなかった――。

 露有力紙コメルサントは6日、露軍防空体制の無力ぶりを暴く特ダネ記事を掲載した。

 同紙によると、発射の情報が世界を駆けめぐった後、露国防省と参謀本部の担当者たちはインターネットから情報を集める有り様だった、という。

 醜態をさらす羽目になった理由の一つは、アジア太平洋地域でのミサイル発射を赤外線センサーで探知する露軍の早期警戒衛星は2003年に壊れたまま放置されているため、同地域の監視がガラ空きになっている点だ。

 また、シベリアのイルクーツク州にミサイル追跡用レーダーが設置されているものの、北朝鮮ミサイルの飛行高度が低すぎたために、このレーダーでは捉えられなかった、という。

 セルゲイ・イワノフ国防相やユーリー・バルエフスキー参謀総長は5日、北朝鮮ミサイルの発射を露軍の監視システムで捉えた、と強調したが、コメルサント紙の報道が事実なら、虚勢を張っていたことになる。

 とまぁ、ロシア軍を覆う「予算不足」が未だに全ての足を引っ張る状況を克明に伝えてきています。最近、エネルギー資源の好調で経済上向きの万事OK状況を伝え聞くロシアですが、結局は税収入に結びついていないという事なのか。今もなお、平気でウソついて真実を隠蔽するクセが抜けないロシア軍の体質が変わっていない事が垣間見られた一面でした。

 そして、露宇宙庁長官が言う北ミサイルの評価ですが、結局防空軍ですらミサイルの存在を捕まえられなかったにも関わらず、どうやって飛行中のミサイルへの評価が出来たのか?非常に不思議です。プーチン大統領、その辺理解しているんでしょうか?(それとも、北に協力している産業界からの情報が基本?)

 今回のロシア目前へのミサイル撃ち込みはウラジオストクに在泊している米第7艦隊旗艦ブルーリッジに対する威嚇も込められているのではないか、という見方もあります。それにしても、友好国の目前に無警告でミサイル撃ち込むという非常識さにさすがのプーチンもちょっと切れた、って感じですかね。今後、北に対して安く兵器の売却をしてくれるかどうか、これまた見物かも知れません(笑)

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