ベネズエラは第２のリビアか？

育て「反米ヒーロー」？　ベネズエラ、映画製作拠点を開設

　【ロサンゼルス＝岡田敏一】米国を敵視するベネズエラが、このほど首都カラカス郊外に大規模な映画製作拠点を開設した。映画でスーパーマンなど米国のヒーローに対抗できる独自のヒーローを生み出し、子供たちに反米思想を植え付けるのが目的だ。
　ロイター通信などによると、拠点は９００万ドル（約１０億円）をかけて作られた。映画製作会社２社が中心となり、ベネズエラや南米の独立系映画を製作する。最初の映画製作は、ベネズエラの独立運動家、フランシスコ・デ・ミランダのシリーズ作品になる予定。
　チャベス大統領は「ハリウッド映画の目的は米帝国主義を世界に広めることだ」などと話し、子供たちにスーパーマンのような米のヒーローは無視し、ハロウィンなど米国で行われている行事も忘れるように訴えている。

　いやはや、最近南米では左派勢力の伸張が著しいとは聞いていましたが、とうとうこんな行動にまで出る指導者が現れてしまったんですねぇ。元々反米の看板背負っていたチャベス大統領ですが、ここまでするとは。なんか昔のリビアのカダフィ大佐みたいですね（爆）いや、キューバのカストロ？反米だけならウリナラも充分同志になれる資格あり？（更爆）

　それにしても、アメリカ憎しが極まったせいか、結構破綻を来している様な気がしないでも無い様な。石油産油国だからかも知れませんが、たった一国でそんな映画製作施設を運営して行ける程映画が当たるのかなぁ？それに、ベネズエラ人って多分キリスト教信者が殆どだと思うんですが、ハロウィンって別にアメリカにしか無いお祭りじゃないと思う訳で。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ではありませんが、キリスト教信者に対して「ハロウィンを忘れろ」って随分無茶言うなぁ、この人。やっぱり左翼だから無神論者なのかねぇ？

　アメリカの裏庭だけに、ブッシュ大統領が黙って見ているだけじゃ済まさないはず。いつかＣＩＡが暗躍し始めるんじゃないかねぇ・・・・・・