« 左翼教師免職と朝鮮日報 | トップページ | 交通博物館の悲しい模型 »

日露戦争は誰への侵略?

韓国・盧武鉉政権 「対日強硬」エスカレート

「日露戦争も侵略」…外交当局に当惑

 【ソウル=黒田勝弘】韓国の盧武鉉政権の「対日強硬外交」がエスカレートする一方だ。日本の高校教科書の竹島記述に対する撤回要求に続き、今度は日本の外務省の韓国情勢に関する分析資料に対しても抗議し、「厳重に対処」などと、興奮の度を高めている。すでに、靖国問題でも「首相参拝を中止しない限り首脳会談はやらない」と公言しているが、いずれも国際的な外交常識からは、異例の強硬ぶりだ。このため「対日強硬姿勢は青瓦台(大統領官邸)主導で外交当局は終始、戸惑っている」(ソウルの外交筋)のが韓国側の実情だ。

 しかし「盧政権の対日外交は、これまでの対日外交の暗黙のルールを完全に破壊している」(同)かたちになっているため、外交当局同士で呼吸を合わせた “調整機能”は失われたも同然という。日本側としても、これまでのような配慮優先の外交姿勢では対応できなくなっており、対韓外交の見直しを迫られている。

 韓国側が問題視している外務省の資料というのは北東アジア課が作成したとされる内部資料で、竹島問題などにかかわる盧政権の対日外交を分析したもの。内容は、民族感情を高める反日政策は政権の支持率を高めており、政権のレームダック(死に体)を防ぐため任期中は反日強硬策は維持されるだろうといったもので、分析としては常識的なものだ。

 ところが、韓国側はこの内容が韓国の対日政策を「歪曲(わいきょく)している」などと激しく反発し、外相の日本非難会見に続き、七日には抗議書簡(外交通商省アジア太平洋局長名義)が日本側に伝達された。韓国マスコミが報道した非公式の内部資料さえ、その内容が気に入らないといって外交問題化させているのだ。

 一方、これに先立つ日本の高校の教科書問題では、歴史的に日韓が領有権を争っている竹島(韓国名・独島)問題で、日本の文部科学省が検定過程で日本の領有権を明確にするよう指導したことがケシカランといい、日本非難の声明が発表されている。日本の教科書に、日本が国際的に表明している公式立場が記述されることさえ認めないというのだ。

 盧武鉉政権の対日強硬姿勢は「歴史認識」にも拡大しており、盧大統領は今年の「三・一独立運動記念日演説」で竹島問題に関連した日本非難で「侵略戦争で独島を強占した」と述べている。先の声明でも「侵略戦争時に強奪したことのある独島」としている。

 竹島の日本編入は日露戦争中の一九〇五年だったが、その日露戦争を「侵略戦争」と規定したことになる。誰が誰を侵略した戦争なのかは明らかにしていないが、韓国政府は日露が戦った日露戦争まで侵略戦争と言い出しているのだ。

 自分達がどう思おうとそりゃ勝手ですが、お願いだから人の心の中にまで勝手に入り込んでどうこう言わないで欲しいなぁ。どうして日本が韓国要人のバカげた妄言にいちいちケチつけてないか、分かっていないのかね?それは韓国人が「ウリの言ってる事は全て正しいからチョパーリどもは何も言い返せないニダ。ホルホルホル」と思ってる様な事ではなく、それが外交的にあまりに恥ずかしいからです。そんなバカげた妄言に日本が政府レベルでケチつけていたら同レベルに見られてしまうから。(それでもガツンと言ってやる必要はあるんですけどね、あの国ならば・・・)せめて「外交的常識」くらいは弁えて欲しいもんですがねぇ。あの国にはそれすら求めてはいけないんでしょうか?

 そして、あの国の妄言レベルはとうとう「日露戦争も侵略戦争ニダ!」というレベルまで来てしまいました_| ̄|○

 日露戦争はロシアの南下政策に対して危機感を持った日本が先制攻撃をかけてその南下を止めた戦争です。背景には閔妃による親露反日政策や、その後の日本公使を交えた閔妃暗殺によって起きた高宗のロシア公使館移動など朝鮮の国内政治の荒廃も一因です。が、結局は朝鮮は約10年の日露の朝鮮を巡る対立の中で自主性を発揮する事は一度も無く、日清戦争で清国の属国から独立させてもらっているにも関わらず、日清露の三国の間をウロウロするだけの無力な存在でした。当時、日露戦争が起きた時には清国領内で戦争してたにも関わらず清国は一切それを止める行動に出られない程の無力状態におちぶれ、朝鮮も朝鮮領内を通過する日本軍を止める事すらやってません。日本海海戦の連合艦隊は朝鮮の鎮海を根拠地として出撃していた位です。(ある意味日本の戦争に協力していたと言って過言ではありません)

 現在でもロシアの領土は鴨縁江をはさんでウラジオストク付近で北朝鮮と隣接しています。当時のロシアはヨーロッパからアジアへ繋がる広大な領土を抱えた大帝国。ロシアによる朝鮮進出は時間の問題、とアジアのちっぽけな一独立国日本が判断してもおかしくない状態だったと言うべきでしょう。

 では、ノムヒョン酋長は一体どっちを侵略者と言ったのでしょうか?日本?ロシア?それともみんな?まぁ、どっちが来ても朝鮮から見れば侵略者でしょう。でも、それを実力で止める事すら出来ない(微細な抵抗すら出来ない)自分達の責任はどうなのでしょう?それを棚に上げて日本だけを悪者にしておけば全てケンチャナヨという姿勢は日本政府の内部文書と言われる文書の内容そのままではないでしょうか?まずは自国の当時を反省する、そういう事も出来ずに他国の批判だけでプライドをごまかす。なんと卑屈な根性だと言わねばなりません。(ロシアでなく日本が勝った事により、朝鮮に対する日本の資本大量投入によって戦後の発展への礎を作った事もすっかり歪曲してしまってますし・・・・忘恩の徒と言わねばなりますまい)

 歴史はその一局面だけが独立しているものではありません。全ての事柄に理由と帰結が繋がっています。そんな歴史の初歩の初歩すら理解出来ない、しようとしない韓国政府に与える薬はもはやありません。日本人に出来る事はノムヒョンの次に来る大統領が少しでもまともな事を期待せずに待つしか無さそうです・・・・・・

|

« 左翼教師免職と朝鮮日報 | トップページ | 交通博物館の悲しい模型 »

特定アジアの話題」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 日露戦争は誰への侵略?:

« 左翼教師免職と朝鮮日報 | トップページ | 交通博物館の悲しい模型 »