悪かったら謝ろう
先日、根室沖で日本の漁船がコンテナ船に衝突され、死者7人を出して沈没した事件は覚えておられる方は多いと思います。
【エルサレム樋口直樹】北海道根室沖でサンマ棒受け網漁船「第3新生丸」が転覆し乗組員7人が死亡した事故で、イスラエル警察は23日深夜(日本時間24日朝)、新生丸に衝突したイスラエル船籍の大型コンテナ船「ジム・アジア」船長、モシェ・ベンダビド容疑者とセルビア・モンテネグロ人の2等航海士、ブルガリア人の見張り番の計3人を過失致死と救援義務違反の疑いで逮捕した。事故原因の究明に加え、「当て逃げ」疑惑の解明も急ぐ方針だ。警察当局は同日朝から船長や乗組員ら5人を拘束し事情を聴いていたが、うち2人を釈放。逮捕された3人のうち船長は保釈金を支払い自宅軟禁処分となった。2等航海士と見張り番は自国へ戻って捜査権限が及ばなくなる恐れがあるため、身柄の拘束を続けることになった。
事故当時、就寝中の船長に代わって艦橋などにいた2等航海士と見張り番は、他船との衝突の危険を知らせる警報が作動したにもかかわらず必要な措置を講じていなかった。イスラエル放送によると、船長らは警察に対し「衝突には気付かなかった」と供述しているという。
コンテナ船を所有する海運会社「ジム」のオフェル会長は23日、毎日新聞に対し「運輸省の事故調査とは別になぜ警察が介入してきたのか分からない。我が社やジム・アジアの乗組員が事故に関する情報を隠匿していると疑っているのかもしれないが、我々はこれまでも調査に協力してきたし、今後もそうするつもりだ」と語った。
今までの日本近海で起きた海難事故の処理としては画期的な対応ではないでしょうか、今回のイスラエルの対応は。今まで、私などは外国人は「謝らないのが常識」などと理解していた訳ですが、一度自分達に責があると判断したらちゃんとけじめをつけようとする、今回のイスラエル政府の対応でかなり見直しました。
それにつけても、反対に怒りがこみ上げるのが韓国政府&船会社の対応。このサイトを見れば思い出してもらえると思いますが、過去にあった重大海難事件で後始末をまともにやってもらえたケースなど、ほとんどありません。今回のイスラエル船の場合、責任問題は仕方ないとしても会社の責任者がかなり早期に根室に飛んで謝罪している訳で、韓国船会社の様に「逃げも隠れもしない。落ち着いてから話し合う」などと言い放ち、未だに謝罪していない事と比較したいと思う訳です。
これまた「民度の違い」なんでしょうか・・・・・
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コメント
>これまた「民度の違い」なんでしょうか・・・・・
この一言に尽きますね。
似ているようで何かが違う・・・。
そのお隣さんwの違う部分を見せ付けています。
投稿: なか | 2005/10/24 23:16
Looking forward to reading more. Great blog.Thanks Again. Keep writing.
投稿: Grace | 2014/01/22 19:26
I value the blog article.Really thank you! Great.
投稿: Victoria | 2014/01/24 03:43