腐っていく自民党
なんか、こんな時間の更新していると「一体いつ寝ているの?」と思われそうですが、昼間寝ておりますので大丈夫です(多分)
さて、今日も今日とてストレスの溜まる報道だらけでなんか日本人をやめたくなる様な情けなさで一杯になってきます。その原因を作って下さるのが日本政界で唯一とも言える保守政権党である自民党。
まずは、同じ連立政権党ではありますが、言わずと知れたカルト宗教政党「公明党」が支持母体「創価学会」名誉会長の方針であります所の「韓国べったり」な所を発揮して同じ宗教団体でもある靖国神社への攻撃を強めております。
公明党は2日、靖国神社に代わる国立戦没者追悼施設の建設について、2006年度予算案に調査費を計上するよう、政府に求める方針を固めた。小泉首相の靖国神社参拝に中国などが強く反発していることから、追悼施設の建設を関係改善の足がかりとしたい考えだ。近く同党幹部が政府に直接伝える見通しだ。
追悼施設建設を巡っては、2002年に福田官房長官(当時)の私的懇談会が、国立・無宗教の追悼・平和祈念施設が必要だとする報告書をまとめたが、自民党内で反対論が根強く、棚上げ状態になっている。公明党は以前から、建設調査費を計上すべきだと主張していた。
しかし、首相の靖国神社参拝に関する発言などを理由に、中国の呉儀副首相が首相との会談をキャンセルするなど、日中関係が急激に悪化していることから、政府に直接、計上を求めることにした。
公明党は与党の一員だが、靖国問題では首相の立場と異なることを明確に示す狙いもある。
神崎代表は1日の記者会見で、「首相は靖国神社参拝を自粛すべきだ。中長期的には国立の追悼施設をつくることが重要だと考えている」と強調した。
まぁ、相手がそういう宗教政党ですから、こういう態度を示すのはよーく分かっております。(そんな政党が連立政権内にいる自体がおかしい事ではありますが(;´Д⊂))問題なのは、それを肯定する自民党の古株がかなり存在する、という事実です。
日本遺族会会長を務める自民党の古賀誠・元幹事長は2日、堀内派の総会で、小泉首相の靖国神社参拝について「『近隣諸国はけしからん、内政干渉だ』というだけで済むのか。立場のある人の発言は、近隣諸国への気配り、外国への思いやりが必要だ」と述べ、中国、韓国などの国民感情などに配慮するよう求めた。また、久間総務会長は2日、記者団に対し、靖国神社にA級戦犯が合祀(ごうし)されていることについて、「戦争に至った行政の責任者に首相が頭を下げるのはどうかなと思う」と述べた。
一方、亀井静香・元政調会長は同日の亀井派総会で「分祀を求めるということは、中国の歴史認識に同調するということだ」と述べ、一部にあるA級戦犯の分祀論を批判した。
日本遺族会会長という職にいる政治家がその遺族の神経を逆撫でする発言を平気でする。遺族の感情よりも中韓政府の意向を優先ですかそうですか。挙げ句の果てには防衛庁長官も務めた事がある自民党総務会長が「結果として負ける戦争を始めてしまった」行政、軍事の責任者に頭を下げたくないなどと言う始末。それじゃ、あなたは将来同じように評価されなくなった場合、死体にむち打ちする様に非難されても良いのか、と言いたいですな。それをしないのが日本の良い気風だったのではないのか?
何も間違った事をした事実に対する研究批評を封じ込めよう、とは思いません。今回の問題はそれを超えた日本の歴史風土、精神の問題だと思うのです。そういう所まで他国に迎合する事は日本人の精神を売り払う事になります。それをいい年こいた政治家が目先の利益だけで動いている。情けない限りです。
更には、昨今さんざんその内容の杜撰さ、危うさが指摘され批判されている「人権擁護法」案に対しても自民党はこんな事やってます。
自民党の与謝野政調会長は2日、人権擁護法案の政府原案に反対している同党議連「真の人権擁護を考える懇談会」の平沼赳夫会長と党本部で会談し、同懇談会が提示していた政府原案見直し案に対する見解を伝えた。同懇談会が特に問題としている〈1〉人権侵害の定義が不明確〈2〉人権委員会の権限が強大――の2点の修正については事実上のゼロ回答で、細部の部分修正に応じる程度にとどめた。
このため、同懇談会は、与謝野氏の見解について「とてものめるものではない」との判断で一致、引き続き与謝野氏との協議を重ねることを確認した。
この法案について、もし自分が対象になったら、とは考えないんでしょうか?>推進派 あまりに恣意的な運用が簡単に出来てしまう、戦前の治安維持法よりも恐ろしい運用が容易に想像出来てしまうのに、どうして「自分だけは関係ない」と思えるんでしょう? 最近、外交で得点を挙げている、と言われる小泉首相ですが、こんな三役しか党内に置けない自民党総裁では全て帳消しと言わざるを得ません。と言うかあんたちゃんと党内を見てるか?と聞きたくなります。責任者として党内をまとめろよ>小泉総裁
日本の政界では、民主党があの体たらくで最早政権を取れると思っているのは自分だけ状態であり、期待なぞ皆無という国民にとって悲劇的な状況にあって唯一縋らざるを得ない政党が自民党なのですが、その自民党すら末期的状況を呈し始めた事は悲劇を通り越して喜劇としか言いようが無いのかも知れません。韓国、中国の政治を笑っていられる状態など、腐った政党しか持たない日本人にはとっくに無い事を再認識せざるを得ない今日この頃です・・・・・・_| ̄|○
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